あなたの愛情タイプを見る前に、いくつか注意事項があります。 まず、どんな愛情タイプが良いか悪いかの判断はやめましょう。愛情タイプの価値判断は、時代や地域などの文化の違いによって異なるのです。 次に、あなたのパートナーにこのテストをしてもらうには、問題があります。なぜなら、あなたのパートナーが正直に答えるかどうかは、わからないからです。 あなたの理解するパートナーの心情で、選択してみてください。 さて、カップル関係が上手くいかない大きな原因に、愛情タイプが違っている場合があります。 カップルになるときに、人は誰でも、相手も自分と同じように愛するのだろうと、思いこんでいます。しかし、愛し方は同じとは限りません。さらに、同じ愛情タイプの人とパートナーになっても、それぞれのタイプには固有の問題点もありますから、それが原因となる場合もあります。 では、あなたの選らんだ番号で、下記の愛情タイプ別コメントをお読みください。 1、 熱愛タイプ 感情的にも身体的にも、情熱的な愛情のタイプ。 人生において、「愛」にとても高い価値観を持っている。一目惚れの愛が多い。出会いは常に運命的であり、運命の人と出会ったときに、すぐに相手にのめり込む。 自分が望むパートナーには、無意識的に身体的特徴がはっきりしている。たとえば、背が高いとか、ほっそりしているなど、容姿を重視する。 オープンな性格で、相手も自然に心の内を明かしてしまう。このため、性格の不一致、価値観の不一致になりやすい。 パートナーとは、性的にも深い関係を望み、いつまでも一緒にいたい、完全に一つになりたいという欲求がある。しかし、この情熱的な自分の態度を、相手に押しつけることは少なく、相手も自然にそのようになることを望んでいる。 自分に自信があり、自尊心も高いので、所有欲や嫉妬心は高くはない。 あなたの愛をより深く、より素晴らしいものにするためには、アドバンスクラスが最適です。 現在のパートナーとの愛情関係もより良いものにすることができます。また現在のパートナーとの間に問題がある場合も、アドバンスクラスでその原因を見出すことができるでしょう。 2、 友愛タイプ 友情から愛情へと上昇するタイプ。 友情と愛情の区別が、はっきりわからない。めくるめく愛よりは、じっくりと時間をかけて愛を育てる。 刺激的な関係よりも、自然で平穏無事な愛を求める。愛は自然と結婚へとつながり、人生を共に歩む長期的な関係でなければならないと考える。恋愛小説とは無縁な愛。 考え方や感じ方、価値観などで共通している事が重要で、2人の関係は気さくで安定した信頼のおけるものを望んでいる。 身体的外観や性的満足よりも、とにかく似ている事が重要になる。このため二人の相違点が関係を希薄化させる。 現実的な愛のようだが、経済的条件や家族背景などは、考慮に入れない。 長い時間のうちに、深まるはずの関係を求めているが、逆に2人の結びつきの理由が曖昧になりやすい。 あなたの愛情関係で物足りないと感じている事は、アドバンスクラスで学ぶ事ができます。 ただ、このタイプの方は、オープンクラスから学ばれると、より理解が深まり、新しい愛の世界も開けるでしょう。 相手となぜすれ違うのか、相手は自分の何が気に入らないのか、そんな視点も良く分かるようになります。 3、 熱狂愛タイプ 伝統的な恋愛観で表現される。 一目惚れや運命の出会いを経験するが、恋愛関係で、高揚することもあれば、落ち込みも激しい。自暴自棄になりやすい。常に愛を切望しているが、同時に愛は辛いものと感じている。 相手が自分と一緒にいることを強要し、相手の気持ちが自然に発展することを待てない。愛は同時に嫉妬や所有欲を掻き立て、パートナーからの愛情を強く求めているが、その背景には不安心理がある。 食べ物が喉を通らない、眠れない、お腹が痛くなるなどの、身体的症状を起こしやすい。 愛によって激しい興奮と鬱的な意気消沈を交互に繰り返す経験をする。 相手への強要がしばしば二人の関係を崩壊される経験をするが、それを何度も繰り返す。こうして、自分の事も相手の事も、喜びではなく苦悩として気に悩む。 あなたにとってもっとも必要な学びは、レスキュークラスです。 激しい愛の喜びと同時に苦しさは、すべてこのクラスで原因と解決策を見いだせるでしょう。 あなたらしい愛し方、でも、さらに素敵な愛し方もあるのです。それは、一言で言えば、あなた自身の成長でもあるのです。 4、 献身愛タイプ 聖者の愛。理想的な愛と言われることがあるが、非現実的愛のタイプ。 無私で、相手に惜しみなく与え、相手の幸福を願い、自分の利益には関心を持たない。自分に何かをしてくれるよりも、自分が相手につくすことに喜びを感じる。 性欲には関心が低い。愛は「精神的」なものであり、愛に条件はつけない。 他者へ無条件につくすことに価値を感じるが、不満や葛藤が無意識下に抑圧されやすい。また、多くの対人関係において自己矛盾を起こすこともあり、現実への対応に苦慮しやすい。 社会的ステータスのある人や宗教的信条のある人などで、本質的には実利愛タイプの人が、表面的にこの利他愛タイプを演じることがある。 理想的な愛を追及しているあなたには、愛の基本から学ぶオープンクラスが必要です。 人間としての愛の根源と現実を学び、あなたの愛の世界とは異なる視点も必要なのです。 そして、本当の意味での愛の究極への道しるべ、マスタークラスへ進むのをお勧めします。 5、 実利愛タイプ 出会った相手と愛し合う前に、相手が将来どのようになるかをまず考える。 この愛のタイプは買い物をするように愛する相手を探す。たとえば、結婚紹介業者やコンピュータの恋人紹介サービスで、自分の望む条件に適応する相手を選ぶ。 愛には大きな興奮やドラマティックな出来事は不要であり、現実的な満足と報酬を得られる相手が重要である。人生には情緒的満足よりも、経済的、社会的満足が大切で、それを一緒に築きあげられる似合いのパートナーが理想である。 結婚生活と愛情関係を区別して考えてしまうことがあり、結婚後に秘密のパートナーを求める傾向がでやすい。 自分の愛情タイプに問題意識をあまり持っていないなら、マスタークラスがお勧めです。 現実的な結婚をより有意義に、より価値のあるものへと、高める事が出来るでしょう。 逆に、このタイプに問題があると感じていたり、寂しさを覚えるならば、オープンクラスから学んでみましょう。自分自身を見つめなおす事ができます。 6、 自由愛タイプ 恋愛感情が、社会的倫理観に束縛されず、自由に関係を結ぶタイプ。 伝統的に反社会的に見られるが相手を傷つける意図はない。 愛情関係も性的関係も人生を楽しむためにある。自分もパートナーも様々な、人間関係、活動、快楽を享受できるように、お互いが自由でいることを大切にする。 そのために、相手を束縛することがないが、関係を深められない。自分の内面の深いところは、オープンにしないで、2人の関係が真剣になりすぎないようにしてしまう。 同時に複数の愛情関係を持つことを、肯定的に考える。このために、遊びの愛と見られやすい。 身体的に好みのタイプはなく、あらゆる種類のパートナーとの良い関係を追及する。 生き方そのものが自由なあなたは、何を学ぶのも、学ばないのも自由です。 ただし、どうして自分がこのような愛し方なのか、その理由を探求したいのならば、 オープンクラスとレスキュークラスです。 これらの学びで、もしかすると、あなたの愛に新しい次元ができるかもしれません。 なお、あなたにとってマスタークラスは知的探求には役に立ちますが、あなたの人生には、このような道は退屈かもしれません。 |